ミラベルと魔法だらけの家

バイトの先輩が音楽がいいよって言ってたので、見てみた。
結論から言うとまあ無難に面白かった。
ほぼ最新の映画ってことで、アニメーションもめっちゃ凝ってるし、ミュージカルの割合が大きいんだけど、俺はミュージカルが好きだから全然楽しめた。ただイマイチ盛り上がりにかけていて、見る人が見たら退屈に感じるかもしれない。あらすじはこんな感じ。

魔法であふれる家に暮らしているマドリガル家の人々。
彼らはその家からそれぞれなんらかのギフトを与えられ、魔法を使うことで町の人々に貢献していた。
ただミラベルは何の力も与えられなかった……。
そんな彼女が家族を救うために奮闘し、自分とは何かを探す映画。

あらすじ書いていて思ったけど、悪役がいないことで話の展開が広がってない気がする。ばあちゃんがラスボスかと思ってたけど全然そんなことなかったし、死んだじいちゃんの恨みかと思ったけど最後まで出てこなかった。
盛り上がりが欠ける原因として、家の中からほとんど出ないのも大きいと思う。そんでもってミラベルの視点で物語が進むから場面の転換がほぼない。流れるように物語が進んでいて、次の展開が用意に予想できた。

音楽は普通だった。全部で4~5曲流れたけど俺の心には響かなかったな。でもクオリティは高かった。歌うときにはアラジンのジーニーのときみたいなアニメーションが流れてて見てて楽しいし、全体的にミュージカルで楽しませるような映画だった。

ディズニーの曲ってやっぱりアラジンのwhole new worldとかアナ雪の歌とかもそうだけど、ファンタジー感の強くて壮大な音楽をこっちも望んでるから、そういう曲が欲しかった感じもある。