中学でテストを受けていた。出来た人から答案を先生に直接渡すのだが、隣の女子が俺にテストを渡し、それを見た反対の男子も俺にテストを渡してきた。俺は3枚のテスト用紙を提出し、採点が終わるまで待った。結果は98点。漢字の問題を解いていないのになんで?これ採点まちがってね?と思ってよく見ると195点満点だった。

授業も終わり4人で学校から帰るとき、正門のあたりで臼井が学校に残ると言い出した。理由を聞くと、ロケットに乗る友達のために、待ってなきゃいかんらしい。どうにか一緒にけろうと説得したが、だめだった。臼井が校庭に向かって行く途中で、校庭の真ん中にある円形の扉が開いてロケットが空に飛び立っていった。

なぜ臼井を引き止めたかというと、臼井の友達が4人の中にいて、俺は正直そんなに喋ったことがなかったので、気まずかったのだ。案の定、会話が殆どないまま、最初の信号までたどり着いた。するとそこに女子が現れた。そいつは臼井の友達と中がいいらしく、2人で喋り始めた。俺と中川は2人の後ろを歩いていた。前の2人は、ショートケーキがどうとか言っていた。俺の家のマンションの前まで来ると、臼井の友達が急に踵を返してこちらへやってきた。俺はなすすべもないままヘッドロックされると、「ついてくんじゃねえよ」と言われ頭が割れそうなくらいヘッドロックを固められた。

家に変えると弟が玄関の前で蛙みたいな顔をしていて気持ち悪かった。リビングでは母が将棋の解説をテレビで見ていた。